1977年8月、ビクターレコードからシングル盤が発売され、爆発的大ヒットとなった。
自分は学生だったが、コマーシャルソングにもなっていて、聴くたびにいい歌だなあと心に残っていった。
まさに、名曲である。
その年の紅白歌合戦で歌っている松崎しげるをみて、すごい歌手が出てきたなと印象に残った。
ラジオからテープに録音し、何度も聴きながら、楽譜を起こして弾き語りをして楽しんだものだ。
作詞は たかたかしで、万葉集の藤原鎌足が妻をめとったときに詠んだ一節を元に、念願かなって、最愛の女性と結ばれた男性の喜びを情熱的に力強くまとめ上げたらしい。
こんな情熱的な思いを歌われたら、女性ならぐっと魅せられてしまうと思う。
作曲は 馬飼野康二で、ヘンリーマンシーニの「ひまわり」を念頭に置き、楽曲を完成させたらしい。
歌詞をここまで引き上げたすてきなメロディーは、甘く深く、思わずピアノで弾き語りをしたくなってしまう。
しかし、やはりこの歌は、松崎しげるのような豊かな声質と音量・歌唱力と深い情熱があってこそ
原曲の良さが伝わるかな・・・と思う。